トランプ大統領、オバマ大統領に盗聴されたと主張

事の発端は3月4日、トランプ大統領のツイートでした。「ひどい!勝利の前、オバマはトランプタワーで私を「盗聴させて」いたことが分かったところだ。何も見つからなかった。これはマッカーシズムだ」当時の現職大統領が諜報機関に命じてその時大統領の座を争っていた対立政党の候補を盗聴させたというのです。もし本当ならとんでもない話です。トランプ大統領の言う通りマッカーシズムです。
しかし問題はトランプ大統領がその証拠を何も示さなかったことです。メディアはそんな証拠はどこにも見つからないと政権に詰め寄ります。しかし政権は一歩も退きません。政権関係者はくり返します「もしそれが本当ならとんでもないことだ。議会はちゃんと調べる義務がある」スパイサー報道官も言います。「たくさんのメディアが報じているのだから、トランプ大統領の主張は正当だ」
しかし諜報機関からはそれを否定する発言が相次ぎます。3月20日、FBIのコーミー長官と国家安全保障局のマイケル・ロジャース長官は下院情報委員会の公聴会に出席し、オバマ大統領が当時のトランプ候補、または次期トランプ大統領の盗聴を違法に命じた証拠はないと証言します。これで大方の趨勢は決まったように見えました。オバマ大統領がトランプ大統領の盗聴を命じたのはほぼ間違いだったと。
しかし話はこれで終わりません。3月22日、下院情報委員会のニューネス委員長から衝撃的なニュースがもたらされます。アメリカの諜報機関が裁判所から正式に許可を得て外国人を盗聴している際に、たまたまトランプ氏の関係者が会話しているのを傍受したとホワイトハウスに伝え、記者の前でもそう発言したのです。やはりトランプ氏が盗聴されていたのは間違いなかったということになります。これを受けてトランプ大統領はオバマ大統領に盗聴されたという自身の主張は正しかったと述べています。
実際のところ盗聴はトランプ大統領を標的にしたものでも、オバマ大統領が自らの権限を逸脱して違法に諜報機関に盗聴をやらせたことが証明されたわけではないのですが、トランプ支持者の多くはこれでトランプ大統領が嘘を言っていたのではないと納得するのでしょう。カードローン審査 在籍確認